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2001年度(平成13年度) | 資料集 | 大分県産業科学技術センター

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(1)

平成13年度 研究報告 大分県産業科学妓術センタ仙

日田市特産の鮎を原料とした新規魚醤油の開発に関する研究

山本展久宰。水江智十可こ。佐野\成=ミこふ原 正幸 こくく食品工業部∴**合名会社まるはら

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☆Foo〔i Sci encean(ま7もchnol o訂りi vI s i on−☆☆Mar ubaでa&(】0,

要 旨

酵素利用技術C7〃己こ川研究の一環としてE】Lリ市特権鮎を原料とした新規魚醤油の開発を行った.本研究は合名会社まる はらとの共同で行った.酵素の選定を行ったところ,検討した酵素の「巨告ある稚の蛋白質分解酵素で特徴的に旨味成分 であるアミノ酸の蓄楕が見られ,分解効率ヰ非常に良か/)た.魚醤油の清澄度禄高く,さらに魚醤柚屑と未分離物層と の界面も非常にクリアーな章〕のであ/二)た.こ〔7〕ニとは分解物げ〕粘度が低いことが要因となっており,濾遇上程等の処理 を考えると非常にハンドリングしノやすい諸味となっていた.以上の点を総合して本酵素を鮎魚醤洒製造用酵素とした. また,魚醤油製造で問題とな//ていた油分分離技術も確立Lた.以仁の技術で製造した鮎魚醤油は 旨味む高く,従来 の魚韓洒で敬遠される凧人1であった臭み成分もほとんどなくj 非常に高品質なヰ)のであった.本技術については特許を 出願中であり,併傾度措㌫/ついては商品名『鮎魚韓』として上市を予定Lている、

1,緒 言

醤柚の起糠に/〕いて右説はないが,醤(ひしお)がそ の原形で,中国から【!本に伝わったというのが有力であ る(1).一般に醤とは固形物と液体が混ざ/」た状態を指し,

油とは上に浮かぶむのであることから韓をう慮して液体だ

けにした卓)ジ〕が醤柚であると考えられる.以ドに記述r j 一 る韓は原料が何であれっ 蛋白質を分解酵素に上/つてアミ

ノ酸にまで分解L−r 得られる旨味調味料である.

約30の¢年前の周下軸初期の記録である F川礼(Lゆ

うらい)臼には酷(かい)の記述がある(2).醍とは魚鳥 獣の乾し「奏」を粟麹と塩と洒に漬けて醗酵させた肉醤(L

しびしお)であった この頃は蛋白質を麹菌由来の酵素

で分解Lて作/)ていた≠)〃)でありコ「軸蔵と共に肉を漬け

込んで内臓山来の酵素で分解するタイプの肉醤は漢代に

な/ナてからである.い−すこれ甘)Lて≠〕間(川時代から魚なと

む原料とLて調味料を得ていたことになる.

やがて肉醤の需要が増して供給ができなくなると,農

業の発達に伴い穀類を利用した殺韓(ニくびしノお)が考

案された.後〝)摸代になり,『斎民要術』には大豆にカ

ビ/)りした頭〝)記述が現れ,醤や頭を煮出しノた頭汁(く

きじる)という/㌻〝ノ)皆f 頼の先祖のようなヰ〕〝ノ)が使われる

ようにな/〕た.

これら醤や頭の!l 本へげ)伝来の時期ほサらかではな

いが,『人宝律令ゴi (701イト)によると宮内省≠大膳職

に属する醤院(ひLお〝〕つかさ)で大りこを原料とする各 種の韓や頭が作られていた.醤は当時の塩蔵品〝)総称で,

草醤(くさびしお)は今の漬物,肉醤烏庵音璃㍉ 菜摘が

醤紬のようだともいわれている。≠)ちろん伝播は中国か らと考えられ,=本で≠)穀歯や魚醤を含む肉醤が使用さ

れていた.しかしフ 食肉禁止などの食生活環境の変化に

上り穀醤のみが 一般化し魚醤ほ衰退し/ていった.

現れでは魚醤油(ぎょしとうゆ)はタイやベトナムを

中′ L、に中「軸東部や東南アジアー帯ごにく用いられており, /ミトナムの「ニヨクナム ヤクイしノ)「ナンフラー」とL

て知られている㍍ ヨーロッパでも「アンチョビソース

として存在する。穀醤におされて衰退Lていったr l 本で

‡主,一部で1しノよつつる」(秋田) 1いLる。いLり」

(む川) r いかなご醤油一(香川) 「ニうなご醤油」

(「一紫)などがそれぞれの地域明郷仁料理の特徴的風味 付けに欠かせないむ♂)とLて桟/j ているにすぎない.し かし魚醤油げ)持っ品質や伝統的食文化び)再評価により,

(2)

平成13年度 研究報告 充分県産業科学技術センタ山

設され湖鉦主観)ヒ資源として幸)貴重な存在とな/〕ていろh l センターでは† 合名ぎミ社主る… 主〔」から日出市特産の鮎

を利用Lてノ魚醤油を開発しノたいト〃技術相談を受けた 今F卯「)製品閉弓巨でさ主,できるだけ短期間で,し∴いも臭味

の少ない食べやすいも甘)と勘要望であ/)∴

烹た,鮎は日田市て特産品とな/〕、r いるリ∴ ノ川丁製 品や十竜物 り鑑焼き,廿露肴なせ)に仁王不「叶きな規格外

晶が人是に発生L′ てしノまい,産業廃棄物とLて大きな問

題にな/つていた.今回机製品化には産業廃棄物の有効利 用という別〝〕意同がある.

開発の目的としては,第1に鮎を原料とLた魚醤油を

開発すること,第2に臭みを抑えた魚醤紬を開発す亮こ

と,〝)2点がホイントである.鮎という ∵般的に高級魚 とされる魚を原料としノラ 見み。生臭みを極ノ欄†]えた魚醤 油を開発することで,従来汀)魚醤油〃二)イメージを払拭L, 新い、調味料開発に挑戦する.

2.実験方法

2.て 鮎を招いた魚醤油の仕込み試験

鮎を水洗L体表に付着いここ粘着成分(ぬめり)を取っ た後,魚体全部(頭,胴,内臓)をミンチ状にすりつぶ

Lた。ニの鮎ミンチ85に塩15を駄加し 全量を1招0と

しノた。ニのf 昆合物をよく腱絆し,塩をミンチに充分なじ ませたコ ニ〝)状態での塩分濃度烏15%,であり,鮎の水分 を70(施と−1i  ̄ると対水塩分では20%となる。ニれに蛋白′ 霹 分解酵素を添加し,パッキン付き♂)ガラスホットに入れ,

3択二および50⊂〔二の′ 恒儀‖曹に保存し時々膿汁しノながら分

解反応を行わせた.緯時的にサンプリングしノ,芝。望に示

す方法でアミノ態窒素を測定した

醐℃分解物については7扮日Hに,30て二分解物に/〕い

ては1別==]に組めのガー、ゼ状のイ† J を用い† 一昼夜か吊 て粗濾過を行った.ニのう慮過ほ末分解け軋 ひれなどを

除ムする日的で了ト〕た。濾紙を付いて濾過した後火入れ

殺菌を行/)た.殺菌条件に850〔ニi 5分間とし,品温風遠 かレ、」〔り経過時間とい二 火人れ複軌変濾紙濾i 且を子」二い 濾液を鮎韓油とLた.

2.2 可溶性アミプ酸の測定

旨味侶指標としノてS(タr ens emぴ〕考ノ案Lたホルモーール窒 素定量は(‘ 主)を行うことご可溶凋ニアミノ酸是を求納た

サンプル軸に蒸留水を加え50gとし,5分間撹拝しノた後, 濾過しノた.二項慮液1¢ml にワニt ノー、ノレフタレイン指ホ薬 2∼3摘加え,0.]N NaO昆津手練で中村圧∴ニ ニれにj ′ 〆め ヰ」和した中性ホルマリン溶液む翫最加え,再びを).1N Na(沌鋸各油で中和渦定をイJ 二った ニ〝再」裾二要し∴トアル

カリ量をT(ml )とL,次式に上りアミノ態窒素量を算出

した.ただしノ,Fは0.1NNaO指溶液のノ」価才二しと。

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壷漬魚体

轍チ塩

塩ユ叔→

原料魚

)1 →製】

ニン:ン

一般的な魚韓柚〝)製造ノ封去

を1堵.ユ

主た近年)化′ 宕卦味料の弊害が指摘されたことに上そ消

費者の化学調味料離れや天然物志向に後押† ノされタ 魚醤

柚が見直されつつある.

魚醤f 「帥)製造方法上目鋸成により異なるが,代表的な製 造方法をFi g.且(呵二示す−仕込み容器に原材料となろ海庵 〃)小型魚類を塩などと共圭牒淵させ,腐敗防止択ために

表面を塩で覆い,童心をのせて数年間分解潮成させる.

原材料の魚類としてはぃ東南アジアではカタクナイワシ,

ニシン, 小ごLビなど,+l 本ではイワン,ハタハタ,イカ

などがあげ〔二〕れる,できた製止.し,には独特び)香りがあり,

多くげ)消費者は「生臭い」臭気とLて感じるため,魚醤

柚は複雑で奥深い濃厚な旨味をエする調味料であるにむ

かかわr )ず,残念なが仁J 一部の愛好家を中心とした消費 でしかない.その臭みは魚醤亜蘭特〝)特徴とt ノご捕らえ られ,いわゆる“ 通好み” 〝〕昧であり,なかなか日本人 には馴染めない調味料∴であった.

従丸 魚韓浦〃〕製造には上述のように海産魚介類を用

いてきたた♂),魚体の生臭さが魚醤油中に移行しノてL蓋 い,魚醤油独特な臭みが製ぷ」に桟/二〕ていた。二れ去で イ

オン交換を性/)て臭みを取り除く方法,醤油油などの香 気物質を添加するふ法∼ 通常の人出替酢用の麹や諸味せ

加えるノノ▲法,臭気〔川J i 碑l と思われる内臓を除去し/て仕込 む〟法などが考案されていろ.しかし/フ 現在製[㌔占として

r ト場に【【仙」ノ」ている製=「訂まどれ三)かなりぴ)臭みを什う卓〕

ゾ)であり,=本人にはなか流′ い馴染めない≠J 〃)である. 主たj 魚自体(ノ)内臓に吾亮れる蛋白質分解炸素を刷上i ]

し∴て魚m蛋自賛を分解Lr 旨味成分であるアミノ酸を作

り出すたれ 撃せ造には1勺ニニ′ いら数年というか′ な りの長殿

閏を要十ろそ〕〝〕であるヾ ニのノ「封十蛋白質分解酵素を別途

添加Hろことで製造コプトはかかるペパ引ハ製造期間を短

縮できることが知られていろ.Lかし/,蛋白質分解酵素

には数多く〃〕種類’ i があるた密)使用する酵素と魚の椎類に 上/〕り軋掛合わせは非常に多岐にわたる,

=U」市では鮎の養殖¢加丁二利用が盛んであルト 特に5

月m鮎漁働禁にあわせて二憬川の川〃では鮎料理店が特

(3)

平成13年鹿 研究報告 東館興産薬科学技術センタ山

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2.3 魚醤油の製品分析

2.3.1全窒素

魚韓油サンプルを蒸留水で藩執し,微量零素分析装置

T‡ 首ノ¢5(三菱化成輯)に上る李白動労覇王供Lた, 2.3.2 食塩分

魚醤油サンフルを蒸留水で希釈t ノてモール法㈲に従/) ㌣分析した.

2.3.3 アンモニア態窒素

ア′ レカリ条件下で揮発する樺発性塩基物質を測定す

ることでアンモニア態窒素量とした.すなわち,魚醤油

サンプル2I nl に蒸留水1び¢mほ加えて蒸留器にセットL)

閉鎖系で40(%NaOH2りml を添加Lて蒸留した」汁液に/〕

いて0.1N畏2SO4で滑走Lて揮発件塩基物質(アンモニア

態窒素)を定量した. 2。3.4 揮発性有機酸

酸性条什卜で揮発−す一る成分をガスクこ7マトグラフイー

質量分析計(指CⅣほ)で分析した.すなわち,魚醤油

サンプル4。5ml にリン酸0.5mi を加えてヘッドスペース

サンプラ}を塔載したGCMS(P互… RⅨ‡ NEI .MER社)で

の分祈に供した一 分析条件を以下に示す

Col umi l :DB一服Ⅹ(才&Ⅵ’ S(来Ⅷ両前c,60mX()_32mmj .d.) Temp.ニ50しC(5mi n)→5、℃/mi n→23がC(5血n) Car でi exl :He(12ps i )

3.結果及び考察

3.1酵素による鮎魚醤濾の製造につし㌔て

数稚の蛋白質分解酵素について仕込み試験を行った.

酌思思⊇ 詔にニントこ卜轟ル〔酵素なL)および代表的な蛋 白質分解酵素4種類(Aへ′ D)を使月]して仕込みをキト〕

た時の各温偏における可掛性アミノ酸の生成過程をホーす ̄

経過日数(横軸)に対して2.望に従って求めたホルモー

ル態窒素を吋溶性アミノ酸濃度(縦軸)とし∴てプし丁ット しノた.各制空とも巨】数が経るに従/〕て蛋【′ 」質が分解され

てアミノ酸に変換され,旨味が増強Lていることがわか

る.添加し/た窮ドす質分解酵素A,B、Cについてはコン

トロールと大きな差はないがパ勘字首分解酵凄号で特徴

的にアミノ酸(ノ)増加が見られた.労働1二程H二 3鉦℃では 5¢=閃で,5¢こCでは3¢=群で終了しノていろょうに見′ 受 けられろが,その後〝)ハンドリングに第三管する流動件や 香り折柄㍑高1駅路ではi 封)日間コ封拍:円ま罰3=間まで 延長して分解反はを継続Lた.

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3.2 鮎魚醤油製造における油分の分離に℃咤㌣て

事㍍ニ上皇二柏鰍ノ)違いや季節によ/〕〉r 差粍はあるも(ノF)m脂

肪分が含よれている。分解f 二程が終イした特点(諸味)

で卜と,ニの脂肪分と水分(魚韓油)とが末分解の蛋白贋

などの作澗に上りエマルジョン化しノており,亀醤油と油 分と〔/)分離が非常に国難である.一般的にはコ 諸味を濾 過するか、ヰ〕しノくは液体をくみ出L,煮沸殺菌楼油分を 椋圭している.濾過r 二程でL7)油分離がサニ十分てこあろと製 ふ川一に油気さや生臭さの上うな異臭が残存したりタ 清牒

(4)

平成13年度 研究報告 大分県産業科学技術センタM

化ができずに製品価伯がなくな/j たりと様々な不都合が 発生する.一般的な方法では油分と魚韓油と〃〕二〔マルジ

ョン状態で煮沸するため酒臭さが魚給油に移行L品質偵

卜をづ声き起二す.また,分解⊥二程ではエマルジョン化に

より分解効率の低卜が考えられる.

ニのように魚体由来県油分に関するⅢ1題ノ.‡ は非常に 多く,油分の除ムを効率よく行うことが高ノーム質げ〕魚醤油 製造に欠くことげ〕できないもげ)である 最終段階で吸着 樹脂等を牒]いて除去する方法など骨考えられるが、その

ような後処理を行えば計味成分などの有用成分♂)消尖も

懸念される(こ1)

本研究では,蛋白質分解酵素Dを用い∴分解温度を変

化させることにより効率上く油分を除ムすることを見出

Lた.各稗蛋白質分解酵素を用い,温度処理を施した後 静置した諸味をFi g.4に示す.コントロール,蛋山質分

解酵素A∼Cまでは3鹿に分離しており,最F層(吏い もの)から骨。ひれなど固形物層,分解液層(魚蕾柚)

未分解のけ遊物層であった.蛋白質分解酵素Dで分解さ

せたものは3層の上部に油層(黒い層)が分離した.蛋

白質分解酵素Bでも若干確認できたっ本法に上ると諸庵 段階で油分が分離するた♂)濾過前に油分を除ムでき,さ

らに油分と共に加熱すること(一≠投的な油除去は濾過後

に煮沸除去している)に上る油臭さの魚醤油への移=や 過加熱による焦げ臭さの発生等を抑えることができた

また,ニの写真からは,蛋[」質分解酵素を添加した≠〕 〝)はコントLト【ルに較べ分解液層の体積が大きく,分解 がより進行していることが推察でき,製造丁程の改善(歩

一計よ畑の向上)が確認できた.特に蛋白質分解酵素0で

は顕著であった.二の写真では確認L/さ〔J いが,分解液 同の清澄度も蛋白質分解酵素】)で最も高く,さらに分解

液層と未分解物層とび〕附桁む非常∴クリアーな≠、ぴ)であ / 〕た,二のことは分解物m粘度が低いことが質ま人】とな/j ており,濾過L二捏等の処理を考えると非ノJ 糾ニハンドリン

グしやすい諸味とな/つていた.以L〝ノ)点を総合して蛋し一J 貫分解酵素0 さ:土鮎魚醤油製造に適した酵素であるとい

える

3.3 鮎魚醤油の特徴について

3h3で1鮎魚醤油の旨さについて

鮒魚勘由および他の魚醤油(試作晶,「け販品を含む) ♂〕成分分析げノ)結兇をTab且e宜に三とめる.鮎魚醤油旨味 の指標である仝賽素け」輔魚醤油で2.4(%と高い値であり, 通常の大豆醤油げ)分類では最も旨味の多い種類よりも高

濃度であった.ニのこL小ら鮎魚層油は“ うまい” 調味

料であるといえる.

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3。3。2 鮎魚醤濾の香りについて

鮎魚醤油の最人の特徴けフ 臭み自生臭みがばとんど感

じられない点である.ニぴ)点を科学的に解明するために 分析をわった。外国産の魚韓油Lりうら臭み侶最も瓜い≠)

のに/〕いてガスクロマトグラフ ィーー質量分析

(〔i (プMS)を行/つた.厨i g。5にホすように嫌気的な醗酵 で発生すると考え〔」れる臭み成分とLてブロヒオン酸十

酪離いイソ吾輩酸が検出された.しかしながト,鮎魚韓

油からは同じ条件でぴ)分析では,上訂臭み成分は鹸甘さ れなか/ノたr これら3種♂)イ]磯酸を指標に鮒魚醤油を含 む各種魚醤油び)分析を行/つた.甘abl eⅢに示すょうに鮎

魚醤油か㌦甘臭み成分は検出されず,海産魚醤油に比較

しノて明仁〕かに臭みがないことが判軒した

アンモニア成分の分析も行/〕た(甘汲b鼠e君).アミノ酸

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(5)

平成13年慶 研究報告 大分興産薬綱学績衡センタ仙

仝′ 室料二対寸るアンモニア態窒素の比を算=し′ 7′ ニュニ

ろ,ナ軌範魚韓油上りむ明らかに低い値であ/J た./」去り

鮎魚韓油でほアンモニアの発生がかなり抑えられており

このたからも鮎魚醤油は臭み〔り少ない魚醤油であるニヒ

が明らかとなった. 官能検査〃)結果から比でむ.1¢を越え るとクセが感じ〔ノれ,臭い。牛ぇいという状態になるが, 鮮魚韓油のょうに¢.i 『)以卜の値であればこ臭み本り蕪じな

いことが明らかとなった.二れは鮎のょうな淡水腐亮明

科としノて選択することが大きな原因と考えレゝ」れる.

臭み成分(アンモニアと数種の有機酸)の発生烏照牒 に由来 ̄す▲ る微生物によって分解中に嫌気的に醗酵が遼且

ことによるものと考えられる▲ 通常徴牛物の成育烏龍牒 度がある程度高くなると抑えられるがプ ー般的な魚精油

♂〕原料である海産魚介類の場合は魚体E臣打倶微生物が耐 塩性を有しぃごいることが考えられる.上って魚醤油製造 の高塩濃度下で緑姐気醗酵が遁み,臭みが登サすると思 われる。しかしながら,鮎び)ような淡水魚〝)場合,魚体 に由来する微生物け耐塩」性を有しノておらずj 魚層灘慄造 〝)高塩濃度Fぐは死滅Lてしまい5 臭みぴ)発1二む起こし二J ないと考察される。

また,海産魚介類の腐敗臭の原医であろトリメチルア

ミンはアミノ酸〝)脱アミノ化で碓生したアンモニアか亡、J

生成されるがJ その前駆休であるトリメチルアミンオキ

サイドは海産魚介類に特異的に含まれており,淡水魚に

ははとんど含まれていない(G).ニの点からも鮎のような

淡水魚を原料とすることで臭みの少ない魚皆油〃〕開発が

叶能とな/〕たと考察できる.

分析では明仁/ぃな数値としノて表すことができないが 臭み発生〃〕≠)う い〕〔7)原因とLて酒臭があげ〔二)れる.二 び)点にノ)いていき、)詔か乏 に述べたょうに油分離抜術を開凝 +

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からげ川見アミノ作f 削こよりアンモニアが,脱炭酸作用に 上りアミンがそれぞれ発生するレ ニの反応は微生物によ /つて制御されているため腐敗の指標ともなっている㈲ 本研究ではアルカリ条件下揮発性塩虻物質を定量Lフ ア ンモニア態窒素として評価した

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(6)

平成13尊厳 研究報告 太鎗熟度轟科学絃鮪センタ仙

しノており、高品質な魚掛「i 】とな/〕〉r いる. 3。4 技術の特許化および製品化について

以仁侶研究成果をもとに鮎を原料に用い軋み。生臭み

(魚醤亜)とが末分解J 〕蛋白質などの作用によりユ1 ルジョン化しユ 製造1一程や製言古に悪影響を及ぼLてい た∵」二記酵素を用い、分解温度を変化させるこさ:にL り効宰よく油分を除去すうことを見出t ノた.本法にi 二

ると諸味段階ご油分が分離するため濾牒前に油分を

除よでき,柚莫さの魚韓油ノ\〝)移行ヤ焦げ更さしノり発′ 上 等を抑えることができた,以上のホを統合Lて本酵素

は鮎魚醤油製造に適Lた酵素であるといえる.

4.鮎魚醤油〝)旨味爪指標であろノ仝窒素は2月%と高い偵 であり!通常びj 大豆醤油の分類では最も旨味〝)多い種

類よりごさj 高濃度であ/〕た,

f 義.鮎魚醤油択最大び)特徴は 臭み0生見みがはとんど感 じられない点である心 一般的な魚醤油から検.【11される

臭み成分(ブ∵ブヒオン酸区酢酸る イソ告L旦酸)は 鮮

魚醤油からは確認されなこい/J た.

軋アンモニア態窒素とし1韓発性塩屈物質を測定し全

軍素に対する比を算出し/たところ,鮎魚醤油では海産

魚醤酒よりも匪往かに低い値であった.っまり鮎魚醤

油ではアンモニアの登牛がかなり抑えられており,ニ 〝)ノぐまからレ軋魚韓紬は臭みの少ない魚醤油であるこ

とが明らかとな/J た これは鮎のような淡水魚を原料

とし/て選択することが大きな原凶と考えられる】 7。鮎を原料に用い,臭みひ生臭みを軽減した魚醤油の製

造について人分県と合名会社まるはらとの共「司で特 許を出願Lた.また,油分分離技術については人分県 単独で持言午出願を行った

臥今回開発Lた鮒魚韓油は,商品名F鮎魚醤』として共

同研究先である合名会社まるはらから上市されるr ′

定である. を軽減し∴し魚醤油〟)製造

について特許を出願Lた

これは共同研究の成果で

あり.大分県と合名会社

まるはらと〝)肘司=願ご

ある、また、油分分離技

術に/)いては独自技術と して虹分現車犯で特許= 願を子1/り二,

今Lロ」開発した鮎魚醤朝

はっ 商品名『鮎魚醤j と

して共同研究先である合

名会社まるは〔)かr j 発売

触魚醤油の試作品

となるj ′ ′ 定である.

3.5 魚醤濾の今後の展開について

従来の魚醤油は独特な杏りか〔J E‡ 本人にさi 馴染みのな い調味料であ/」た。ノ津i 7開発Lた鮒魚醤洞=L臭気物質〟) 発牛もなく† アンモニアの含有量≠)極めて低いことから 非常に食べやすいソ ロ本人にむf け去れる魚醤柚に什上が ノ)ている.ニのこと出炎水魚を原木・とした魚醤油全般に /ついてもあては去る可陸性があり,鮎以外にも魚蕾油に 適した淡水魚の模索が可能となる.

大分県だけに留まらず,全区卜各地には規格外品等で淡 水魚が産業廃棄物にな/つr いか汀能性が予想される。ノ㌻ 何の研究成果を応用し,調味料化することが可能となれ ばぅ 大きな産業に弓削,かヨることが期待される.

格 まため

酵素利用ヨ‘ 支術折り一己:用研究〝)一環とLて日間ホ特産鮎 む町料とした新規魚韓油勘開発を行ったところ,以卜の

知見を得た

う。数掩の蛋白質分解酵素に−/〕いて什込み試験を行/った ところ、使用した酵素(ノ川Tでふ〕る桜C′ ノ)蛋自賛分解酵素

㍗「キ徴的にアミノ酸し′ 〕増加が且こ、二〕れたリ

2.ニし′ )蛋r ′ ‡買う∫借財素を添力=ノ/′ ニレ畑鳥末添加に較べ 骨柄液層の体ぶけ凍きくさ 分解が上り道子J しているニ

ヒが推察〔1きヤ 製造!二程L7)改善(歩留まイし′ 川 上)が

確認できた 芸た5 分離油層折清澄「荘子)高くサ ニゝL∵

分解手緩屑と養分解物屑ヒ〃)界「桁も)非常にクリアし一/〔 モ,〔けであノ1た 二〝)ニとは分解物ル粘度が低いニ寸二が 嬰閃とな∵ており そし′ )後ゾ)処理7二程でんl )ハンドリン グが容易と/ノご/)に. L

乱 烏瀦申よ;上び分解終用字に魚勘恒緑川粗鰐労と水分

本研究上土コ 大分県産業科学技術センターーと合名会社ま るはらとの平成13年度共同甜彗競りび大分県産業科ヰ

技術センター重ノト三相干究としノて行/〕たそ)ぴ)である】

喪章丈私

!)海老根英雄,「\某秀雄:味噌∴替抽入門」〕(1985),

宣)ヱ6l 一旦㌻S7。F≦本食糧新聞什

2)柳「瑚紺工食F∼1二業,議9(1軋(邑99軋 首)16・23

封 藤J 」二建夫:「魚い発酵璃晶1(2¢0そ鼻)、p皇箋「デ】′ デ5.成 しL」聖

篭う 国税庁所定分析法注解ワ(19鋸)㌢ 昔)票¢、〉22

5)前出室く≡彦:朝学音〃〕ため〃)食品分析世」,(199鉱

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IALA はさらに、 VDES の技術仕様書を G1139: The Technical Specification of VDES として 2017 年 12 月に発行した。なお、海洋政策研究所は IALA のメンバーとなっている。.

〔付記〕

注)○のあるものを使用すること。

方法は、L-Na 液体培地(バクトトリプトン 10g/L、酵母エキス 5g/L、NaCl 24 g/L)200mL を坂口フラスコに入れ、そこに体質顔料 H を入れ、オートクレーブ滅菌を行